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開催実績

2019年01月29日(火)

1月のとやま月イチ読学部 芥川龍之介を語る読書会&ミニ講演会を開催しました

1月24日(木)に、1月のとやま月イチ読学部 芥川龍之介を語る読書会&ミニ講演会を開催しました。

開催日時 平成31年1月24日(木)
19:00~20:45
開催場所 CiC3階 会議室
(富山市新富町1-2-3)
課題本 芥川龍之介 著 『疑惑』
(ちくま文庫『芥川龍之介全集3』収録)

今回は、特別ゲストとして富山大学人文学部の小谷(コタニ)准教授をお招きしました。
小谷先生は、芥川龍之介を中心とした日本の近現代文学を研究しておられます。

まずは、参加者が2グループに分かれて読書会を行いました。

「話の雰囲気が薄暗くホラーな感じ。」、
「作者によって省略されている部分は何を意味しているのか」など、

作品を読んで疑問に感じた点をお互いに確認しあっていました。

また「玄道の行いに対する善悪の意見を、実践倫理学者である『私』が答えず、
読者にそれを投げかける形で終わるのが芥川らしい手法だ。」など、

芥川龍之介の作風についての意見も聞かれました。

読書会の後は小谷先生によるミニ講演会。
課題本『疑惑』には、読み手がなぜ?と感じる「謎」がいくつか配置されており、
それを解き明かしたという小谷先生の導入のトークで参加者は一気に引き込まれました。

一見して読み取れる物語とは全く別の物語がこの作品に組み込まれていると指摘する小谷先生。
作中で設定されている時代、明治40年代の実際の実践倫理学の状況や位置づけを関連付けながら、
作品の謎に挑む学術的な読み解き方が印象に残る講演でした。

 

最後は、恒例の記念撮影です。

参加された皆さん、お疲れ様でした。

2月の読学部は、2月23日(土)13:30から、富山市立図書館本館3階セミナールームで開催します。

次回は、図書館を探検する特別企画です。

多くのみなさんとお会いできることを楽しみにしています。

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