2018年06月27日(水)
6月のとやま月イチ読学部を開催しました
6月24日(日)に、6月のとやま月イチ読学部を開催しました。
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開催日時 | 平成30年6月24日(日) 10:00~12:00 |
開催場所 | 富山市立図書館本館 3階セミナールーム(西町) |
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課題本 | 角田光代 著 『さがしもの』(新潮文庫) |
今回は会場を変えて、図書館で開催しました。
図書館の4階にとやま月イチ読学部と著者について紹介するコーナーがあることに気づかれたでしょうか。
“本”にまつわる9つの短編からなる課題本。
「どのお話も一つ一つの小さな出来事に共感を覚える。中でも特に“不幸の種”が印象に残った。」
「“ミツザワ書店”のお話を読んで、古風な書店の風景を思い浮かべた。」など、
参加者それぞれの印象に残った短編について語り合いました。
「“本は人を呼ぶ”という言葉が作中にあるが、このような体験をしたことはあるか。」という問いかけに、
「きれいな装丁に惹かれて高校生の頃に1冊の本を購入した。その本は今でも何度も読み返している。」
「本に呼ばれるというより、本を友達のように感じ、本の世界に没入することが自身の癒しとなっている。」など、
本にまつわる体験や、本との関わり方を答える参加者もいました。
読書会の終わりには、
「ほかの参加者の感じ方や捉え方を聞くことで視野が広がっていく。」
「課題本の感想に留まらず、ほかの人の人生経験や価値観を共有しあえるのが楽しい。」など、
読書会に対する感想も多く聞かれました。
最後は、恒例の記念撮影です。
参加された皆さん、お疲れ様でした。
7月の読学部は、7月26日(木)19:00から、CiC3階会議室で開催します。
課題本は、鈴木貴博さんの『仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること』です。
多くのみなさんとお会いできることを楽しみにしています。