開催実績

2018年03月01日(木)

2月のとやま月イチ読学部を開催しました

2月22日(木)に、2月のとやま月イチ読学部を開催しました。

開催日時 平成30年2月22日(木)
18:30~20:30
開催場所 CiC3階 とやま市民交流館 学習室1
(富山市新富町1-2-3)
課題本 綿矢 りさ 著
『勝手にふるえてろ』(文春文庫)

今回は、富山大学人文学部の小谷准教授を特別ゲストにお招きしての開催です。
小谷(コタニ)先生は、『読む 綿矢りさ「勝手にふるえてろ」論』という論文を執筆されています。

まずは、参加者同士で2グループに分かれての読書会。
小谷先生にもそれぞれのグループに参加していただきました。

良香(ヨシカ)が留学した同級生の名を騙って同窓会を企画するなど、イチへの行動力や情熱に圧倒された。」、
「心の中で様々なことを考え、他人の行動を観察している良香の姿に少し共感を覚えた。」など、

印象に残った主人公の様子や特徴について話す声が多く聞かれました。

また「小説を読んで良香を他人に強気な主人公だと思っていたが、映画を見てみると、
他者に強気なのは頭の中で話しているときがほとんどだと気づかされた。」など、

映画化された作品と小説を照らし合わせた感想を話す参加者もいらっしゃいました。

読書会の後は小谷先生によるミニ講演。
課題本の著者である綿矢りさの、アイドル的な人気や略歴などを参加者へ紹介した後、
そこから考えられる作品の背景や著者の想いなどについて語られました。

一人称形式での語りについて、良香の勘違いである部分が多いことを指摘する小谷先生。
「“一見鋭い視点に見えて実は勘違い”という描き方が、著者自身へのイメージに対する批評となっている。」など、
研究者ならではの読み方に参加者も興味を惹きつけられていました。

 

最後は、恒例の記念撮影です。

参加された皆さん、お疲れ様でした。

3月の読学部は、3月22日(木)18:30から、CiC3階 会議室で開催します。

次回は、参加者同士で「とっておきの1冊」を持ち寄り、互いに本の紹介をしあう特別企画です。

多くのみなさんとお会いできることを楽しみにしています。

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