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2018年01月30日(火)

1月のとやま月イチ読学部を開催しました

1月25日(木)に、1月のとやま月イチ読学部を開催しました。

  開催日時 平成30年1月25日(木)
18:30~20:30
開催場所 CiC3階 会議室1
(富山市新富町1-2-3)
課題本 カズオ・イシグロ 著
土屋政雄 訳
『日の名残り』(早川書房)

昨年、ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの著書が今回の課題本。
難しい本だったという感想と同時に読みごたえがあるという声も。

まず、ファシリテーターが事前に用意してきた資料を基に、地理的な環境や歴史背景について語り合いました。

続いて、私たちの生活になじみのない「執事」について、どういう人が雇うのか、
現代にも執事は存在するのか、執事の階級などについても話が盛り上がりました。

また、「ミス・ケントンの気持ちにスティーブンスは気づいていたのだろうか。」
「スティーブンスはミス・ケントンに好意を寄せていたのだろうか。」など、

スティーブンスとミス・ケントンの関係性について語り合う様子も見られました。

そのほか、「信頼できない語り手」の手法が使われていることについても語り合いました。
これは、語り手自身が自分の人生や自分を取り囲む世界について必ずしも真実を語っておらず、
現実から目を背けている場合もあれば、現実を知らされていない場合もあるというものです。
どの部分が信頼できないのか、何が語られていないのかなど、様々な意見が聞かれました。

 

最後は、恒例の記念撮影です。

参加された皆さん、お疲れ様でした。

2月の読学部は、2月22日(木)18:30から、CiC3階 学習室で開催します。
課題本は、綿矢りささんの『勝手にふるえてろ』です。

次回は、特別ゲストとして論文「勝手にふるえてろ」論を執筆された、富山大学の小谷准教授をお迎えします!
課題本について参加者同士で語り合った後に先生から30分程度のミニ講演をしていただく予定です。

多くのみなさんとお会いできることを楽しみにしています。

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